よくあるご質問
輸入について
- 輸入してはならない貨物は何ですか?
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覚せい剤、大麻、あへん、けん銃、貨幣等の偽造品、児童ポルノ、特許権・商標権・著作権等を侵害する物品などが該当します。また、承認・確認を要する貨物もあります。
- 「予備審査制度」とは何ですか?
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輸入申告を行うことができる時期以前に、予備申告書を税関に提出することにより、あらかじめ当該予備申告書の税関審査を受けておくことができる制度です。本制度により、貨物の到着以前に税関における書類審査を終了することから、税関検査を要しない貨物については、輸入申告後、速やかに輸入許可が得られ、輸入貨物の国内への迅速な引取りが可能となります。
- 「EPA」「FTA」とは何ですか?
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EPA(Economic Partnership Agreement:経済連携協定)、FTA(Free Trade Agreement:自由貿易協定)とは、特定の国や地域同士で、貿易や投資を促進するための条約です。輸出入にかかる関税の撤廃・削減や、サービス業を行う際の規制の緩和・撤廃など、幅広い分野での経済関係の強化を目的としています。
- コスト計算のため、輸入時に支払う関税や消費税の金額を教えてください。
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輸入しようとする貨物の詳細情報(材質や用途等)、価値、原産国等の情報をご提供いただければ、その時点における概算金額のご案内が可能です。関税を含む輸入税は、非常に複雑な体系となっていますので、豊富な通関実績とノウハウを持つ当社に安心してお任せください。
- 食品を輸入する場合の事前準備や注意点を教えてください。
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日本国内で食品を販売または営業上使用する場合、食品衛生法による規制の対象となります。輸入時の届出(食品等輸入届出書)には、製造者による食品の原材料表と製造工程表が必要で、 それに基づき必要な検査をすることになります。食品衛生法に規定されている製造基準や食品添加物の使用基準、有害有毒物質の有無等、商品により準備や注意点はさまざまです。食品衛生法の規格・基準等に適合せずに「不合格」となった場合は、積み戻し、廃棄等の措置が必要になるケースもありますので、事前に入念な確認が必要です。
- 海外で荷物を引き取ってもらい、日本へ輸送する手配もお願いできますか?
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はい、もちろん可能です。
当社は、世界各国のロジスティクス・パートナーが共同で設立した国際物流アライアンス「タンデム・グローバル・ロジスティクス・ネットワーク」により世界75ヶ国以上、200以上の事業拠点を持っていて、ネットワークの範囲内でドア to ドアの輸送サービスを得意としています。
- 航空輸送で日本に到着した貨物の輸入通関とトラック配送をお願いできますか?
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はい、もちろん可能です。
当社担当にご相談ください。
- 輸入コンテナをコンテナヤードにそのまま保管してもらえますか?
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指定保税地域であるコンテナヤードは、受取人が貨物を引き取るまでの一時的な蔵置場所です。船会社ごとに設定されたフリータイム(無料で保管できる期間)を超過した場合、1日単位でデマレージ(輸入コンテナ超過保管料)が発生しますのでご注意ください。
- 輸入貨物の最短での引取り可能日を教えてください。
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お問い合わせ時点での本船の動静から逆算し、最短での引取り可能日をご連絡させていただきます。 詳しくは、当社担当にお問い合わせください。
- デマレージ(輸入コンテナ超過保管料)とディテンションチャージ(空コンテナ返却延滞料)の料金を教えてください。
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ご利用の船会社ごとに設定が異なるため、都度確認のうえご案内させていただきます。
輸出について
- 輸出してはならない貨物は何ですか?
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覚せい剤、大麻、あへん、児童ポルノ、特許権・商標権・著作権等を侵害する物品です。また、承認・確認を要する貨物もあります。
- 「リスト規制」とは何ですか?
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輸出しようとする貨物が、輸出貿易管理令(輸出令)別表第1の1~15項で指定された軍事転用の可能性が特に高い機微な貨物に該当する場合、または、提供しようとする技術が外国為替令(外為令)別表の1~15項に該当する場合には、貨物の輸出先や技術の提供先がいずれの国であっても事前に経済産業大臣の許可が必要となる輸出管理規制のことです。
- 「キャッチオール規制」とは何ですか?
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リスト規制品以外のものを取扱う場合であっても、輸出しようとする貨物や提供しようとする技術が、大量破壊兵器等の開発、製造、使用または貯蔵もしくは通常兵器の開発、製造または使用に用いられるおそれがあることを輸出者が知った場合、または経済産業大臣から、許可申請をすべき旨の通知を受けた場合には、輸出または提供に当たって経済産業大臣の許可が必要となる制度です。
- 日本から海外取引先への運送が可能ですか?
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はい、もちろん可能です。
当社は、世界各国のロジスティクス・パートナーが共同で設立した国際物流アライアンス「タンデム・グローバル・ロジスティクス・ネットワーク」により世界75ヶ国以上、200以上の事業拠点を持っていて、ネットワークの範囲内でドア to ドアの輸送サービスを得意としています。
- 商品の輸出梱包手配もお願いできますか?
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はい、もちろん可能です。
商品の特性や輸送モードに合わせた最適な梱包方法をご提案させていただきます。
- 急いで商品を届けたいので、航空便で海外へ発送したいのですが。
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当社で対応が可能です。
当社は、社名に「海運」と付いていることから、海上輸送しか対応ができないと思われている方が多いのですが、世界各国のロジスティクス・パートナーが共同で設立した国際物流アライアンス「タンデム・グローバル・ロジスティクス・ネットワーク」により世界75ヶ国以上、200以上の事業拠点をカバーするネットワークを持っていて、海上便、航空便問わず安心、安全にお客様の商品を輸送させていただきます。
- モンゴル向けのコンテナ輸送方法について教えてください。
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モンゴルは内陸地のため、中国やロシア極東の港を経由して輸送を行っています。主な輸送方法としては、中国の天津港からモンゴル・ウランバートル駅まで鉄道輸送にてお届けしています。また、お客様のニーズに合わせて中国からのトラック輸送や、ウランバートル駅からの内陸輸送も行っています。
当社では、中国やモンゴルに日本語対応可能な優秀なナショナルスタッフもいますので、現地においても迅速、安心、安全な輸送サービスを提供させていただきます。またコンテナ輸送だけではなく、航空便輸送も取扱っていますのでお気軽にお問い合わせください。
- 中央アジア向けのコンテナ輸送方法について教えてください。
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中央アジア諸国は内陸地のため、中国、中東、欧州、ロシアの港を経由して輸送を行っています。主な輸送方法としては、中国の青島港や連雲港から各国の鉄道駅まで鉄道輸送にてお届けしています。
当社では、中国の現地法人やカザフスタンの駐在員事務所と連携してお客様のニーズにあった輸送方法やルートを提案させていただきます。またコンテナ輸送だけではなく、航空便輸送も取扱っていますのでお気軽にお問い合わせください。
輸出入について
- 個人のご依頼は可能ですか?
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まことに恐れ入りますが、当社は法人のお客様へのサービスを提供しています。個人の方からのご依頼はお受けいたしかねますので、ご了承ください。
- 「インコタームズ」とは何ですか?
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インコタームズ(Incoterms)は、国際取引における商品の取引条件を明確化するための国際的な取引条件規則のことです。名称は、「International Commercial Terms」の略称であり、国際商取引における買い手と売り手の権利と責任を定義し、双方の間での意思疎通をスムーズにすることを目的としています。
国際取引では、輸送中の損傷や紛失など貨物の輸送に関するさまざまなリスクや責任が発生します。インコタームズは、これらのリスクと責任がどのように買い手と売り手の間で分担されるかを取引契約に明確に記載することで、トラブル回避や取引の負担を明確にする役割を果たします。
- 「B/L」と「WAYBILL」はどう違うのですか?
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B/Lとは、「Bill of Lading」の略語で、「船荷証券」とも呼ばれています。それに対して、WAYBILLは「貨物運送状」と訳されています。
通常のB/Lは、荷渡地で貨物を受け取るために船会社に提示する「貨物引換証」であり、また、「有価証券」としての性質も持ち、譲渡することで所有権の移転ができることが特徴です。 B/Lはその特徴から、L/C取引(Letter of Credit:信用状取引)の担保になり得ますが、 WAYBILLは有価証券ではありませんので、L/C取引で使用されることはほとんどありません。
WAYBILLは、書類発送の手間が抑えられること、貨物を引取る際に提示することなく運送業者(船会社)から貨物の引渡しが受けられることがメリットとしてあげられ、スピードを重視した取引に利用されています。
- 「別送品」とは何ですか?
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旅客、船舶または航空機の乗組員が、別送する物品で入出国時に税関でその手続きを行った物品です。
- 「三国間輸送」とは何ですか?
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自国を経由しない外国間の輸送のことで、当社の豊富な国際ネットワークを是非ご利用ください。
- 「国際複合一貫輸送」とは何ですか?
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同一の運送人が複数の輸送手段を用いてドア to ドアで届ける国際輸送サービスを指します。契約は単一の輸送契約となっていて、B/Lも単一となります。船舶、鉄道、トラック等の複数の輸送手段を用いるため、輸送手段切替時の積み替えをスムーズにする取組みが必要となります。
- 「NVOCC」とは何ですか?
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「Non-Vessel Operating Common Carrier(非船舶運航業者)」の略称で、自社で船舶などの輸送手段を持たず、輸送手段を持つActual Common Carrier(実運送人)を利用し、自らが運送人となり荷主の貨物を責任を持って輸送する輸送事業者のことです。
- 「CLB」「SLB」とは何ですか?
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「CLB」とは、「China Land Bridge」の略称です。中国の鉄道網を利用して中央アジア・ロシア・モンゴル・欧州などへ輸送を行う方法です。
「SLB」とは、「Siberian Land Bridge」の略称です。ロシアの鉄道網を利用して中央アジア・モンゴル・欧州などへ輸送を行う方法です。
当社では、日本からの海上輸送とCLB・SLB、トラック輸送等を組み合わせたモンゴル・中央アジアなどへの国際複合一貫輸送を得意としております。関連リンク
「SLB・CLB」
(サービスー国際輸送サービス)
- 新商品の税番、税率を教えてください?
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輸入貨物の材質、用途、形状、原産地等をお知らせください。貨物によっては、さらに詳しい情報が必要となりますので、こちらから問い合わせさせていただくこともあります。当社には、熟練の通関士が在籍していますので、安心してお問い合わせください。
- 貨物保険はどのようにして手配すれば良いですか?
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当社では、お客様に代わり貨物保険の付保手続きが可能です。輸送中の様々なリスクを回避するためにも、貨物保険の付保をお勧めしています。
詳しくは、当社担当にお問い合わせください。
- 年末年始のヤードオープン・クローズ情報を教えてください。
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確定情報は、年末頃に各コンテナヤードから公開されますが、例年の実績を基に事前に予想される日程をご案内可能ですので、当社担当にお問い合わせください。また、確定情報が公開されましたら、更新情報をお知らせします。
- フレキシタンクで輸送可能な貨物は何ですか?
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ワイン・日本酒等食用品や、魚油・ひまわり油・米ぬか油等油脂関係、および潤滑油・界面活性剤・ラテックス等、非危険品の貨物が輸送可能です。海上危険品や貨物の引火点が130℃以下のもの、粘度が高い液体貨物の輸送は不可となります。
- フレキシタンクは繰り返し使用可能ですか?
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フレキシタンクは1回限り使用可能です。また使用後のフレキシタンクは、各国の規則に則り処理が必要となります。
- ISOタンクで輸送可能な貨物は何ですか?
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フレキシタンクと異なり、海上危険品の貨物も含めたあらゆる液体貨物が輸送可能です。